2013年7月23日火曜日

分別

 
 
 

分別…己の群れの維持のみに生きる動物としての「人」と、
群れ以外のものを思いやれる「人間」としての境界線…
自他共に情報に溢れる日々の言動のうち、
言葉ではなく、行いに焦点を絞ってみると前者の比重が度を越しているケースが度々ある。
その是非も実はないけれど、対立するものを善悪の立場で完全に排除しようとする、
争いの連鎖構造の中で生きる人の性 (さが )を想う。テロや原発・歴史問題然り。
全否定された者が果たして真摯に聞く耳を持つだろうか?
己が被害者であると同時に加害者としての自覚無き魔女狩りを未だ繰り返している人の性にどう向き合うか。

…ということでグ〜ンと些細な事ですけれど、
当店では子供と喫煙者の棲み分け時間を設定し、
ペット同伴についてはスタッフのケースバイケース判断に委ねています。
…因みに私は猫好き。
お陽さんや月の光はあまねく者に降り注いでおり、
それにどう付き合うかの選択の自由も、あまねく者にある事を思いやる人間でいたい。
We are one.

2013年7月12日金曜日

続 深夜のバースデイプレゼント

夜が明け、昼過ぎてもバースデイプレゼントを置いて行った犯人…
もとい、愉快犯の身元未だ判らずのまま、
人生に余裕のない私は???の消えぬもどかしさに身悶えしつつ、
早速献上の品々をカフェのレイアウトに使わせて頂いた。

… 重ねて問う。
'" 参りました。誰にも言わないから教えて…君の名は?"










  
 




 
 

深夜のバースデープレゼント

昨日当人は忘れて働いていたのに、
フェイスブックの世話女房機能で?悪友や後輩達が祝ってくれ、
料理長用輔が買ってきてくれた抹茶ソフトを瞬食し、また一歳老けた。
深夜コンビニの前で楽しそうにうんこ座りしてる少年少女達や、
鴨川沿いに涼しく揺れる木々を眺めながら家へ帰ると、
部屋のドアの前にまるでお供え物的誕生日プレゼントの小山が置かれていた。

開けてみると一つ一つチョイスが渋い…
っていうことより差し出し人を割り出せる物が何も入っていない。

" 誰の仕業じゃ? うっ〜 これでは眠れないではないか …"
 とか呟きつつ、まるで親サンタのプレゼントに喜ぶ子供のように
一通り触っては夢中で動かしている内に、電灯付けっぱで寝てしまった。

どなたか判らぬが、お心遣いありがとうございます。
目覚めた今も??です…降参しました。
もしこの文章を読んで気が済まれ名前を白状する気になったら、
速やかにカフェへ出頭するように。腹一杯お礼の飯炊きをさせて頂きたい。

2013年7月8日月曜日

続 赤いの

夜、涼しげな目をした素敵な客さんに「赤いの」の件の話をして、
どんな味にしたら良いか聞いてみると、即答で
「ローズヒップに何か甘みを加えたもの」
という答えが返ってきた。
「あ、それなら何故か売るほど持ってます。… 飲んだ事ないけど。」
己のセンスを信用していない私は、彼女が帰ったあと、
さっそく向いの24時間スーパーへ甘みに使う桃缶を買いに行き、
瀬戸内レモンと砂糖を加えてシロップにし、
クローバー的「赤いの」を作ってみた。
中々に美味。
今度あの男の子が来たら「あるよ」と言ってみるつもりだ。

赤いの

何年か振りに晴れた七夕の夜空を眺め、梅雨も明けた。
そして夏の日差しにたまりかねた人達が?店の日陰に飛び込んで来てカキ氷を次々に頼み始めた。
「美味しー!」「旨めー!」の声と満面の笑みにドヤ顔で喜んでいると、
子連れのお客さん達がやって来た。
女の子が「レモン!」「あいよ ♪」…う〜んいい感じや…と思いきや、
男の子が「カキ氷、赤いの(たぶん市販のイチゴシロップ味)!」と言う。
「うっ…ごめんね。赤いのないから黄色のレモンはどうかな?」
「…………。」
お母さんが「じゃオレンジ色のマンゴーにしよ。」
「………。」
「う〜ん。じゃキャラメルのような味の練乳はどうかな?」とオジサン(私)。
「……。」
結局お母さん権限で練乳となった。
男の子は店内で半分の半分くらい食べていたが、
心ここに在らず椅子から降りて遊びはじめた。
なす術なく眺めている自分にガッカリ…とほほである。
ま、そんな些末な事には慣れっこの?お母さんがマッタリ涼んでおられるので、
場を離れ店先で看板のマイナーチェンジの続きを書き始めると子供たちも参戦してきた。
カキ氷の幻滅分挽回できたかどうかは??だけど、ま、何とかあ〜だこ〜だ一緒に遊べてオジサンはちょっぴり立ち直れたのであった。

2013年7月6日土曜日

少子化一考

カフェが入っているビルの2Fに私設の託児所がある。
電話をして空きがあれば預かってくれるらしく、
ややお疲れ気味のお母さんたちを見かける事が多い。
当カフェのチンドン屋ネタ?にふと目をとめ、
「あの〜子連れなんですけど中に入ってもいいですか?」
と遠慮がちに尋ねられることもしば々。
「どうぞどうぞ子供は大声出して遊んで泣くもの。大歓迎です。
夕方6時迄は禁煙、それ以降は禁禁煙。
とは言え子供専用のメニューはまだないんですけど、
食材は安心して召し上がって頂けると思います。」
と言うと一様にどの方もホッとした表情になる。
…そのため喫煙者の方にはきびすを返されてしまい
商売的にはNGなんだろうなと思いつつ、
お金には変えられない母子のくつろぐ姿に
心豊かに満たして貰っているオヤジであります…はさて置き、
子供の入店を断る飲食店が社会の常識なのかどうかは意見が分かれる所であろうが、
大人たちが未来の担い手である子供達を皆で大切に育てる意義について、
一度は立ち止まってガチで話し合う必要があると私は思う。
産休を保証する法律も、政府による既存の少子化対策も、
実際どれほど子育ての負担を軽減しているのだろう?
日々カフェの前を行き交う母親達の疲弊した姿を目の当たりにしていると、
上京区の一角だけの現象とは思えない。
正社員、契約社員、パートを含め子供を二人三人と産んで働ける社会環境作りについて、
世間を賑わしているアベノミクスや国防問題よりも、
何よりもまして最優先に工夫してゆかなければ、
2、30年後国民の生活を支える屋台骨としての税収は急角度で消失していく。
自国の福祉を締め上げつつ、ODAを世界中にばら撒いたり、
軍需産業やゼネコン、機関投資家他、マネーゲームに狂奔する連中の代理人たる男達の政治は
ハーメルンの笛吹き的末期症状を呈している。
かなり乱暴なアイデアだけれど、今後はまず、
選挙の度どの政党でもいいので女性に投票してみてはどうか?
突拍子過ぎて同意できない場合、
少なくとも国会中継で居眠りしたり、断りなく席を立ってウロウロしていた議員には投票しないようTwitterやfacebook、LINEその他のネットツールで知人同士で告知し合う。
選挙は私達が国政に直接物申せる現実である。
男社会そのものが制度疲労をおこし、群れ(子孫)を維持しきれないのなら、
一度女性にこの国の舵取りを任せてみるのだ。
そして各々が出来る範囲で、躾を含めた(訴えられないよう程々に…その辺のさじ加減は経験を積むしかないけど)子供たちが住み良い環境作りに参加して、
孝行者のブーメランの様に穏やかな幸せの絆が拡がらんことを。