2013年11月12日火曜日
隙あり!
ここのところ、スイーツの売れ方が好調である。
コーヒーは京の伏流水、生クリームは広島の牧草で育てた牛の乳 etc ...
技術以前の、素材でオンブに抱っこしてる店の強みであろうか?
特に「ホワイトケーキ」という名のバターケーキと、
「ショコラデロワイヤル」というこの店でしか食べられない 2 トップは、
人間として生まれたからには一度食べておいた方が幸せ…かもしれない。
昨夜シェフ用輔が仕込んでいた今日の分のケーキ達は、
閉店間際に飛び込んで来た女学生達に
深夜のバースデーケーキとしてホールごと連れ去られていった。
… 前置きが長くなったが、本題はこれから…
開店当初は店長である私もスイーツを作っていたのだが、
シェフ用輔の圧倒的学習不能な複雑な腕のスナップ技術の前に、
昔チェッカーズの歌を聴いて海援隊の解散を決めた武田鉄也のように引退を余儀なくされていたけれど、
今朝ケーキの棚はガラガラ…しかも用輔は遅番…
仕方ないな〜。
フフフ、俺様の出番だ。
という事で、
有り合わせの材料で、
素朴なアイルランド風?スイートポテトのタルトを3つ仕込んでみた。
オーブンから香ばしいお芋の甘味が漂い始め悦に浸りつつ、
常連さんと話し込んでいるうちにハムスターの如くその事もすっかり忘れ、
店の入り口でお客さんがケーキの棚を見ている姿でハッと思い出し、
慌てて取り出すとピッタリの焼け具合。
それを見ていたお客さんの一人が即買いしてくれ、
口に頬張った瞬間に垂れ下がった口角の緩みをチラ見してニヤリ…
やはり俺様の才能はスイーツにあった!
あと残り二人分の証言を元に、
無口な用輔にウンと言わせ、
もう一人の気のいいスタッフ知余を口先誘導尋問して、
晴れてケーキ作りの世界に復帰するのだ。
と書いておけば多分二人とも半ば呆れつつ許してくれると思いたい…。
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